今、注目のサステナブル住宅とは?その背景やメリットをご紹介! | STAFF BLOG | フェニーチェホーム

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2023.09.07

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今、注目のサステナブル住宅とは?その背景やメリットをご紹介!

こんにちは、フェニーチェホームです。

記録的な暑さや大雨など、日本だけではなく、世界中で異常気象による被害が相次いでいる昨今、いろいろな業界でサステナブルな取り組みが広がっています。

もちろん、住まいにおいても、サステナブルな住宅への関心は高まっており、最近ではサステナブル住宅を選ばれる方も増えてきました。

そこで今回は、サステナブル住宅について詳しくご紹介します。

サステナブル住宅とは?

サステナブル住宅とは、直訳すると「持続可能な住まい」という意味で、環境問題や地域社会、経済に配慮した住まいのことを言います。

具体的には、太陽光発電など再生可能エネルギーを利用すれば、二酸化炭素(CO2)抑制に貢献できるため、環境に配慮した家になります。また、高気密・高断熱の家を建てることは、夏は涼しく、冬あたたかいので、消費するエネルギーを減らすだけではなく、住む人たちも快適に過ごせるため、永く住み続けることが可能です。

さらに、木造住宅なら調湿性や防音性など住宅性能にも優れているほか、家の解体時にでる木材を古民家などにリサイクル材として再利用することもできるため、ごみ焼却時の温室ガス抑制やごみ処分場へ運搬する際に発生する二酸化炭素(CO2)排出削減にもつながります。

地球温暖化などの問題を考えると、家の技術的な性能だけではなく、これからは環境性能にも優れた家づくりが求められています。

サステナブル住宅が注目される理由とメリット

注目される理由とは?

環境に優しい「サステナブル住宅」を目指す上で欠かせないのが、「木造化」と「木質化」です。

「木造化」とは、建築物の新築・増築または改築に当たり、構造耐力上主要な部分である壁・柱・梁などの全部または一部に木材を使うことを言います。

一方、「木質化」とは、家の外壁以外にも、天井や床などの内装や家具に木材を使うことを指します。

「木造化」「木質化」の家は、二酸化炭素の排出量が少なく、炭素が建物の一部に固定されることから「第二の森林」とも呼ばれています。これは、森林が温暖化ガスである大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して炭素を蓄えていることから、そう呼ばれています。

また、国産材を使った木造建築を推進することは、国産材の需要拡大につながるのはもちろん、木を「伐って、使って、植えて、育てる」といった森林のサイクルをうまく循環させることは、森林保全や地域経済の活性化にもつながり、結果として水害や土砂災害などといった自然災害から身を守ることにもつながります。

このように、木造建築が増えることは、地球温暖化や災害の防止、SDGsに貢献できることから、注目されるようになりました。

サステナブル住宅を建てるメリット

・地球温暖化防止や減災につながる
・ SDGsに貢献できる
・ 国産材の需要拡大
・ 森林保全や地域経済の活性化
・ 省エネで家計にも地球にも優しい

サステナブル住宅の事例

ナイスグループでは、木をもっと身近なものに感じてもらうため、オフィスを木質化したり、マンションを木質化にリノベーションしたりする事業も行っています。
その中から木質化したナイスビルの事例を3つご紹介します。

事例1|ナイスビルの1Fショールーム

約140㎡に及ぶロビーには、飫肥スギの赤身材を活用したオリジナル商品「ObiRED®」のフロア材を施工し、無垢の赤身材ならではの美しい木目や温かみを、空間全体に広げています。このフロア材には、表層圧密テクノロジー「Gywood®」を施し、表面を硬く傷つきにくく加工し、靴でも踏みしめられるようにしています。その大空間を支える柱の一部には、CLT(直交集成板)の断面を露出した支柱を設置し、ご紹介しています。また、飛騨の老舗家具メーカーの柏木工㈱様と「Gywood®」のコラボレーションにより誕生した、オリジナルのテーブルやソファをロビーに展示しています。

事例2|ナイスビルの2F 受付スペース

商談スペースの入り口となる2Fの受付は、ふんだんに使用された国産材がお客様をお迎えします。受付台の前面にヒノキのスリット材、背面パーテーションにはオニグルミとヤマザクラを配したほか、壁面には木曽五木の一つとして知られるコウヤマキが施工されており、国産材による高級感のある空間が演出されています。

事例3|ナイスビルの7F コワーキングスペース

社員が自由に利用できるコワーキングスペースは、人に優しい木質空間を意識した空間設計となっています。木材の色や香りが自律神経に鎮静効果をもたらすことで、副交感神経を活性化させる木の効能を生かし、疲労軽減や生産性の向上を図っています。オープンスペースには、光触媒でウイルスや雑菌を除去する効果のある機能性フローリングを使用しているほか、書庫スペースの床には、パナソニック㈱様による天然木の突き板を用いたOA用フローリングを使用しています。

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